トイピアノを修理してみた!
よく「趣味ってなんですか?」と質問された時、皆さんでしたらなんと答えますか?
私の場合は、散歩、料理など色々とありますが、その中で修理と改造という趣味があります。そのおかげでピアノの修理や調整も楽しく作業できています😆
さて、そんなわけで今回はハードオフで880円で買ったジャンク品のトイピアノを直してみました!
私は暇さえあればハードオフに行って何か直せるものがないかなーと物色するのですが、今回はボロボロで鍵盤を押すと「ガシャンガシャン」という音が鳴り、まともな音が鳴らないKAWAIのトイピアノを見つけました。直したことはありませんでしたが、なんとなく構造は想像できたので自分の勉強も兼ねて直してみることに。
家に持ち帰りひとまず中身を開けてみると、やはり予想通りで中には鉄琴が入っていました。構造としては鍵盤を押すと鍵盤後部がシーソーのように上がり、鉄琴の下部についている木製のハンマーを押し上げ、鉄琴を打ちつけて音を鳴らす、というものでした。そしてさまざまな修理箇所も発見できました!
まずは「ガシャンガシャン」という雑音ですが、これは鍵盤を押して上がった鍵盤の奥が元の位置に戻るときに起こっていた雑音でした。下にひかれていたクッションが経年劣化で溶けてしまっていたので、家にあったフェルトを貼り受けて雑音問題は解消しました。これと共に、下がっていた鍵盤の高さも上がったため正常な高さまで鍵盤が上がり、音が出ないという問題も解決しました✨
しかし、音が鳴るようになって発覚した問題がもう一つあり、鉄琴を打ちつけた後に音が伸びないという問題が起こりました。こちらも確認してみると、やはり先ほどと同じく、鉄筋の下に敷かれたクッションが経年劣化で溶けてしまっていました。このために土台と鉄琴が接触してしまい、音を止めてしまっていました。こちらは、家にあった紐を貼りつけ、音がなるように改善しました!🤩
とりあえず修理はこんな感じに行い、内部の清掃も行って組み立て直すと、見事に音が正常になるように戻り、トイピアノの修理が完了しました😄
今回修理をして、発音構造がピアノと似たような機構を使っているということに驚きました😳
さすが、ピアノメーカーが作っているだけあり、設計もピアノの構造を踏襲しているとは…
今回も勉強になりましたし、これも仕事に繋がるかな…なんて思ったり笑
依頼があれば6,000円くらいで修理依頼を受けようかな〜となんとなく思っています🤭