コンサート調律の時にこだわっていること🎹

2025年10月25日

皆さんこんにちは!


この前まで夏だったのに、気がつけばもう秋も真っ只中🍂 

 この時期に多くなるのがコンサート&発表会ですよね!
やはり「芸術の秋」 というだけあって、いつもより演奏会の数が多い気がします🤔

 
そしてその分多くなるのがコンサート調律です🎹

今回は、コンサート調律の時に私がこだわっていることをお話ししたいと思います🤗


私は声楽家もやっていることもあってか、声楽関係のコンサート&発表会の調律依頼が多いです。割と特殊だと思います笑

コンサートの内容は大きく分けてこの3つが多いです。
 ・合唱
 ・歌曲
 ・オペラ 

 
どれも私が経験したことがあり、音楽がどのような音を求めているのかなんとなく想像できるので、そういう音が出るように調整しています。


合唱は、低音はオクターブで進行することが多く、次高音と高音でピアノのメロディやソロが入る場合が多いので、低音のオクターブ間を少し広めにして倍音を鳴りやすくし、次高音と高音の音色を固めにして「コーン」というような音色にします。 


歌曲の場合は、ピアノソロと声楽ソロのぶつかり合いをしているような複雑で美しい伴奏がされがちなので、オクターブ間よりも五度と四度の音程比を中心に中音で作った平均律を広げています。 また、イタリア、フランス系の歌曲の場合は出来るだけ倍音の少ないカラッとした単純な音色にして、ドイツ、日本系の歌曲の場合は特定の倍音を鳴りやすくするなど重めの音色にしています。


オペラの場合は、オーケストラの楽譜をピアノに弾かせているので、様々な楽器の音色が鳴るような余地のある調律にしています。低音、次高音のオクターブは広めに作り、オクターブ間の倍音がよく鳴るように調律し、しかしユニゾンはカラッと 単純な音で調律をしています。


この調律をしていることが演奏者に気づかれているかどうかは分かりませんが、もしかしたら、誰も気づかないようなところにこだわる事で自分が一番満足しているのかもしれません笑 

もちろん、演奏者側から「こうしてほしい」 や「こういう曲をやるからこんな感じに調整してほしい」など、沢山言って頂けると調律師としてはとても嬉しいです😆


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